NPOぎふ村とは?

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NPOぎふ村、それは人と人がふれあうところ。

ぎふ村は、現在の介護の現場における問題点を改善し、よりよいサービスを提供したいと考えています。

特定非営利活動法人「NPO法人」は、行政から独立して自由な社会貢献活動を行うことにより、広く社会一般の利益のために活動することを目的とするものです。そこで、この組織にすることが、ぎふ村の活動のため最良の方法であると考え、特定非営利活動法人ぎふ村「NPO法人ぎふ村」をたちあげました。

ぎふ村は、自立のために援助が必要な高齢者、障害者、青少年やその家族、その他の支援を必要とする全ての人たちが、健康で生き生きとした生活を送ることができる環境と地域づくり、「村」づくりを進めています。

NPOぎふ村の取り組み

1.手づくりの介護を目指して

私たちは、手づくりの介護を目指します。確かに、私たちのデイサービスセンターは、建物の大きさや立派さとは無縁なものでしょう。しかし私たちは、介護は建物が行うのではなく、人が行うものと考えています。また、介護は人が受けるものとも考えています。すなわち、介護を受ける一人一人の人間に照準を合わせた介護であるべきであって、介護を受ける人を、システム化された、流れ作業の相手方としてならないと考えています。私たちは、黄金で出来た鳥かごではなく、人が人として暮らす住まいを目的とした手づくりの介護を目指します。

2.「お預かり型」から「生活リハビリ型」のデイサービスへ

ぎふ村独自の介護予防プログラムを開発し、ご利用者の自立支援、健康寿命の促進を図っています。さまざまな教室、趣向、買い物などのコンテンツを用意し、このコンテンツに参加するために、自分で考え、選択し、買い物代金の支払いまでをリハビリと捉え実施しています。

3.高齢者の理美容について

老いても美しくありたいという願いはとりわけ女性にとっては生涯消えることのない「思い」ではないでしょうか。洗髪の効率化のため短くカットされた髪型は、新聞紙上の言葉を借りれば、養老院カットと呼ぶそうです。悲しい言葉です。私たちは管理美容師さん達の協力のもとに、カットやパーマが出来る活動を取り入れました。これにより「人間らしさ」を持ち続け、気力ある毎日を過ごしてもらうための活動をいたします。

4.浴室から機械浴槽を除きました。

介護保険が始まる少し前から、福祉施設を中心にして特殊浴槽の設置が厚生労働省の指導でなされ、後にこれは施設に義務付けられてきました。外国から日本の福祉事情を視察に来た外国の人達はそれを見て驚きました。「人間洗濯機」ではないかと。多くの施設では、特殊浴槽を使用していますが、現在では厚生労働省の設置義務を除外しています。私たちも作業の効率化から特殊浴槽を使用してきた経験を持っております。そこでこの苦い経験から、このデイサービスセンターからは特殊浴槽を廃止しました。「手づくり」の介護を目指して、どんなに困難でも、私たちの「手」で入浴をして頂きたいと思っております。

5.高齢者の体力づくり

私たちは、体力づくりは、目標ではなく手段であると考えています。すなわち、目標は人が『いきたい、したい、見てみたい』という願いを持つことであって、それをするためには、一定程度の体力が必要だという関係が本当ではないでしょうか。そこで、こうした高齢者の生活意欲の充実へのサポートを第一に、それに必要な体力づくりへのサポートという観点から体力作りケアに取り組んで行きたいと思います。

6.家族の介護からの解放

私たちは、デイサービスを利用の方は夕食を済ませてから家に帰って頂くことを考えていますが、家族にとっては、介護は身体的にも精神的にも多くの負担をもたらします。24時間×365日の家族での介護は想像をはるかに超えた過酷なものです。したがって、私たちは家族の負担を出来るだけ減らすことも目的の一つにおいております。夕方5時30分迄施設で過していただき、夕食を済ませて家に帰るのは6時以降となります。帰ったら、お茶を一杯飲んで、孫の顔を見て、ちょっとテレビを見ているともう眠くなります。このことによって家族の負担を少なくすることが出来ます。とりわけ主婦の負担は大幅に減らすことが出来ると考えております。また、土曜、日曜、祝祭日も平常通り利用できることを考えております。こうして家族の休日を本当の意味で休日とすることがデイサービスの存在価値であると私たちは思っております。

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